ジャガー ルクルト マスター・ブラックムーン
ジャガールクルトのマスターシリーズの中で私のお気に入りでもある、マスタームーン・・・
ムーンフェイズと呼ばれる(注:ムーンフェイスじゃないよ・・)古典的なスタイルがたまらなく、懐古趣味をクスグルのであります。
月の流れと時の流れを見つめる時計・・・ひとつのムーブメントで月、日付、曜日を動かすトリプルカレンダー、そして壮大な天体の運行に誘い込むムーンフェイズ・・・ロマンチックではないか!!!

天文学が盛んになりだした16世紀初頭から、ムーンフェイズを表示する時計はあったようであります。当時の時計職人にとってはこの機能を工夫しながら競い合った歴史もあるようです。そんな歴史を世襲した中で1946年にジャガールクルトでは現行とほぼ変わらぬ、ムーンフェイズウォッチが製作されました。そしてそのスタイルを育みながら、現在に至っています。

月は約29.5日周期で地球の周りを回っています。そして太陽から月や地球とが線上に並んだ状態が満月であったり、新月であったりするわけですね。また人体に及ぼす影響もあるといわれています。例えば満月の夜には子供が生まれやすい話や、地震なんかも引力が地殻に関係しているともいわれています。ちなみに、奥尻島地震や阪神淡路震災もすべて発生日は満月でした・・・
あぁ〜今日は満月か・・・なんて月を見上げる余裕がほしいですね〜ロマンを感じるですよ・・今みたいに便利でなかった昔の人たちって、月の位置や形で季節の移り変わりを感じながら生活に密着していたろうし、太陽と月で時間を作り上げていたんですから・・・
MOON PHAZE
注)・正午から午後6時までの間はムーンフェイズ機構が切り替わる時間帯ですので切り替えは行わないでください。
  
まず”月齢カレンダー”等で本日の月齢を確認してください。ネット検索するとヒットしますので確認できると思います。
月は新月、上弦、満月、下弦と太陽と重なりながら形を変化させていくます。ムーンフェイズの調整を行う際は、この中の満月の日にちを基準に設定していきます。

・文字盤内のムーンフェイズ・ディスクを回転させ、満月の位置になるようウィンドウの中心に月を合わせておきます。
・前回満月の日付から本日までが何日目に当たるかを確認します。
調べた本日までの日数分の回数を時計本体のプシュ機能等で回転させれば調整できます。

例)現在2003年1月1日の場合
月齢カレンダーによると、前回の満月2002年12月20日である。
13日経過してるため、満月の位置から13回回転させれば良い。

さあ〜いかがでしょうか・・・出来ましたか?実に簡単でしたね(笑)
ともあれこのムーンフェイズに顔を描きたい衝動にかられますですう・・
マスターシリーズの中でこのブラック・ムーンは裏蓋部分がスケルトンになっており、キャリバー891/448のテンプの動きが堪能できます。ローター部分にはジャガールクルトが誇るマスターコントロール1000時間に合格した証明が刻印されています。
28,800振動/時間 :38時間パワーリザーブ :6姿勢調整:トリプル・カレンダー・ムーンフェイズ

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ムーンフェイズ機能の合わせ方